【体験レポ】V2Hと蓄電池で災害対策

2019年の春、蓄電池のお見積りを出させていただくために、 千葉県館山市のお客様宅にお伺いしました。
現地調査をさせていただくとともに、ご要望などを伺いながら、 電気のお話、環境問題のお話など、常日頃考えていらっしゃる色々な思いを語っていただきました。

電力会社や国のエネルギー政策に対する取り組みに対する思い、 年々気温が上昇し気候変動や自然災害に対する思い、 災害時に起こりうるインフラのトラブルへの不安。 考えれば考えるほど、何もせずにはいられないと話されていました。
お住まいの地域は、万が一停電してしまうと、辺りが真っ暗になってしまうので、停電時の電源確保を一番心配されていました。
これには家庭用蓄電池が有効で、部屋の照明や冷蔵庫の電源確保ができます。
しかし、蓄電池に蓄えられる電気の量には限りがある為、停電時の電気の使い方についてもじっくりお話をさせていただきました。

太陽光パネルで発電した電気の活用方法を模索
お客様は、太陽光パネルを設置されていたので、発電して余った電気を、電力会社さんに売電されていましたが、 設置後10年が経過すると、売電価格が下がってしまうため、 余った電気の有効活用を検討されていました。
しかし、日中に発電して、ご自宅でその電気を使った上で余った電気は、蓄電池に入り切らない程多かったため、さらに検討を進めました。

EV自動車に活用するという選択
検討を進めた結果、EV車(電気自動車)の大容量バッテリーになら、余った電気を受けとめるられることがわかりました。 EV車にもご興味があったことから、日産のリーフをご購入されるお話で、検討が進みました。 その後、蓄電池とV2Hの両方を導入いただき、日産のリーフもご購入され、これで一安心と喜んでいただきました。

お住まいが台風の被害に…
その後、2019年の秋、千葉県を2度も大型の台風が襲いました。 お客様のことが心配になり、ご連絡をと思っていた時、お客様からご連絡をいただきました。
V2Hの使い方がわからないとお困りだったため、 使い方をご案内させていただきました。
「停電した時に、使い方がわかってないと意味がないね。 油断していたよ。でも、対応してくれてありがとう。」 とお言葉をいただきました。

写真はイメージです。台風の停電によって消えた信号。

ニュースでは連日、台風の甚大な被害、停電の長期化、スマホを充電できずに困る人々の姿が流れていました。再び心配になり、すぐに連絡をさせていただきました。
すると「連絡ありがとう。使い方も把握したから、停電を気にせず、快適に過ごせているよ。電気で困ることはないよ。早い段階で蓄電池の相談をして良かったよ。ありがとう。」と、喜んでいただき、本当に良かったと嬉しく思いました。